LAでの学生時代最初は好きではなかったがやればやるほど好きになった課題がある。
それは歌、曲、詩などから題材を一つ選び、その題材から感じた事を12枚の写真で表現するという物。当時自分を表現する事に照れを感じていた僕は課題を上手くこなせていなかったと思う。
物語を撮影するという事を勉強するのは難しい。監督も役者も誰もいない中、独力で映画撮影の実戦形式な勉強は中々できないものである。でもこの12枚の写真の課題は良く考えられたもので選んだ題材を脚本とし、台詞、サウンド無しに物語を絵だけで語るのである。頭で構成を考え、足で撮影スポットを探索する。これは今現在僕らが撮影現場でやっている事となんら変わらないのである。
『BARAKA』や『KOYAANISQATSI』という映画はこの課題を究極的に映画に昇華させた作品だと思う。
出来ればこの勉強方法日本で撮影を目指す人達にやってもらって欲しい。
コメントをお書きください